裾が要る。

 

今日は突然休みになった。

降ってわいたような休みに特になにをすることも出来ずに昼間からスーパーに行って安売りになっていた秋鮭などを買った。

レシピを調べていた知ったのですが、鮭も色々種類あるんですね。

白鮭、銀鮭、赤鮭。

サーモンも種類があるみたいで。

あんまり何も考えずに食べてました。

今日は作りおきの物があるので食べてないですが、明日ホイル焼きにするつもりです。粕汁も食べたいけど作ったことないので手が出ない。

 

そのあとはTwitter見たら休みと書いていた鹿間と茶をしばきました。

写真教室のことを色々話しながらメモをしていると、やたら「字きれいになったな」と言われた。少し気持ち悪かったな。

お互いに時間もあったのでライカギャラリーに行きました。

とても良い展示だと聞いていたので少し不安でした。

自分の尊敬する人や、沢山のひとが「良い」と言っている展示に行くのって緊張しませんか?

その「良さ」がわからんかったら少し悲しいなぁと僕は少し思ってしまいます。

「良し悪し」なんか自分で決めたらいいってのは理屈ではわかっているのですが、僕のような普通人はどうしてもそういう小さいことが気になってしまいます。だいたい大丈夫やねんけど。今日も大丈夫でした。

植田正治 と言うひとの写真展。

入り口にある写真を見た瞬間に「良い!」ってなりました。

何枚か見てるうちに知ってるひとやと気付きました。

以前写真教室の生徒が僕に紹介してくれた写真家さんでした。

教える立場なんやからもっと沢山の写真を見ないとなぁ。勉強不足でした。

一緒に行った鹿間は名前見た瞬間に「植田正治やん!最高や!」言うてたので知ってた。

展示されている写真たちの一部を見ながら「空の写真やなぁ」と思った。空が写っていない地面とかの写真もあるんやけど、地面に当たる空を写しているように感じた。僕は体育会系の部活をしていたのですが、暑い日、僕は空を見ずに地面を見ていた気がする。照りつける太陽を浴び続ける地面を見ていた。そんなことを思い出しました。

イカギャラリーには有名な写真家の写真集も沢山あって見放題です。やっぱりエリオット・アーウィットはとても良いです。手元に置きたくなる。あと福山雅治の撮った写真の写真集があってネタで見てみたらめっちゃ良かったです。どちらも買おうと思った。

イカギャラリーを出て鹿間と分かれ、ブックオフで適当な文庫本を買って行きつけの喫茶店でボーッとしようかと思ってたらキタジが近くに居たので再度茶をしばきました。

僕は誰かに自分の思ってることを話すと整理できるタイプで、でもそれが話せる相手って案外限られてくる。

以前「あなたの話を聞いていると何もしていない私は苦しくなる」

と言われてしまったことがあった。ただ僕にはそれをどうすることも出来なくて、それから話す相手をなるべく選ぶようにしている。

アラサー男二人が平日の喫茶店で酒も飲まずに夢を語るというのはあまりにも寒い気がするが、それが「夢」ではなく必ず達成する「目標」ならええかなと思って僕は自分たちを客観視することをやめた。

 

明日で今週の平日も終わる。

バイトの初出勤日も決まった。

人生は強制スクロールなのでコインをなるべく取っていこうと思う。